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薬局の現状☆ [ビジネス]

尊敬するところが一つでもあると
その人に寛容になれる気がするのは
気のせいじゃないと思う今日このごろ(笑

さてさて、薬剤師を8年もしていると
調剤薬局がどんなところかもだいたい
わかってくるようになりました。


そして最近になってやっと、
今の調剤薬局では私の本当にしたいことはできない
と、結論が出ました。


薬局はその収入源が健康保険(社保や国保)に
よるところが大きいので、
処方箋をたくさん扱ってこそ、
利益が出てくるのが本筋です。


薬局に求められるのは
経営者的にも、患者さん的にも
『早く調剤すること』
ただそれだけに重点が置かれている気がします。


患者さんの声をじっくり聞いて
お薬のアドバイスをするなんて
そんな時間は全くありません。


簡単な質問、簡単な説明、
それしかできないのが現状です。


薬剤師の本質は患者さんをお薬の被害から防ぎ、
お薬の疑問に答えることだと思ってます。
薬局はまだまだ、相談を受ける体制も、相談をする体制も
整っていない気がします。

また処方箋を出すのが医師な以上、
医師の機嫌を損ねるようなことも言えないところも
あるみたいです。


地域柄もあるようですが、
今働いているところでは本当にそれを強く感じます。


近くに病院がない薬局(面薬局)で働いていたこともあり、
そこで思ったのはどんな処方箋が舞い込むかわからないので、
『近くに病院が有り、その病院からある程度決まった処方が来るところ』に比べて
お薬の手配や、ジェネリックの変更、問診票などの作業に手間が取られるということです。
手間取って、お薬を出すのが遅いと、
よほどのことがない限り、その人はきっともう
来ないでしょう。


薬剤師がいれば処方箋がなくても
それだけで収入源になるような
そんな事業形態があれば、
医療費削減や健康寿命の延伸、未病・予防など
日本の医療はもっと変わるんじゃないかなとも思いました。


そして、お医者さんが薬剤師を
自分たちの負担を減らしてくれるものと考えて、
医師と薬剤師でwin-winの関係が築ければ
医師の負担を減らし、患者さんや社会に
もっと貢献できるんじゃないかなとも思いました(>_<)


アメリカではだいぶそうなっているようなので、
日本でも実現は近いのかもしれません(笑☆


それでは、今日は以上です♪
おやすみなさいミ☆



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