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『未来の薬局希望図』 [薬局]

こうなったらいいなぁと私が思う『未来の薬局』

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・服薬指導に専念できる環境になる
(監査・調剤はテクニシャンやアシスタントでまかなう)

・薬局も診療所同様、個室になる
(急いでいる患者さんや話を聞かない患者さんが減る。
 薬の説明がないがしろにされ、健康被害が出るのを防ぐ。
 プライバシーの保護にもなる。患者さんも聞きたいことが聞け、
 薬剤師もその話をじっくり聞き、きちんとした説明ができる時間が確保される。)

・ファーマネットの構築。
 全国すべての薬局が繋がったネットワーク。調剤情報がわかる。
 さらに病院・診療所など医療提供施設も繋ぎ、医療ナンバーをすべての国民が持ち、
 全ての情報がそこに集約される。
(カルテが見れず病名が分からない問題や、検査値がわからなくて
 薬の効果・副作用判定ができない問題、
 さらに患者さんに同じことを2度しゃべってもらう手間問題などが解消される)

・規格や剤型変更、先発品後発品の変更、残薬による日数調整は薬剤師判断で行えるようになる
 (無駄な疑義による双方の時間がとられる問題を解消)

・処方箋医薬品以外の医薬品は健康相談に乗ったうえで販売可能になる

・リフィル処方箋になる

・処方箋の有効期限が1週間になる
(現状の期限である4日だと土日や長期祝日を挟むと厳しいことがあるため)

・薬剤師一人当たり、1日処方箋枚数40枚上限という数え方のうち、
 一包化・粉砕・計量混合があれば処方箋1枚ごとに2倍にしてカウントする。
(通常の処方箋に比べかなり時間がかかるため。)

・耳鼻科の処方箋枚数の数え方の2/3枚の廃止。
(耳鼻科は小児が多く、大人の一般的な内科処方より散剤や水剤の混合などがあり煩雑な為)

・尿や血液を使う簡易検査キットを使い、判定し、受診勧奨に繋げることができる

・フィジカルアセスメントができるようになる

・緊急時だけでなく、通常時でもオンライン投薬ができる

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日本は厚労省や日本医師会がやっていいよと言わない限り
ほとんど何もできないままだと思う。

でも、実際、上記のことは希望であって絶対じゃないから、それでもいい。

患者さんの得になることは率先してしてほしいけど、
お医者さんは大変な職業で、ある程度報酬も高くないと続けられないと思うから、
そこはお医者さんに任せる。

最終的に患者さんに、適切な医療が届いて、正しい知識が得られるのなら
方法はなんだっていいと思う。

今も昔も薬局や薬剤師は
薬に関して勉強して、地域の患者さんに寄り添って、薬やサプリメントの正しい情報を提供して
健康を守り続けることに変わりはないんだから。


ちなみにカナダの薬局の現状を勉強する機会があって
聴いた話によると

カナダはファミリードクター制度で
一人一人にファミリードクターがいるらしい。

ファミリードクターの紹介が無いと、専門医にかかれないらしい。

ファミリードクターはファミリードクター同士で共同経営をしているらしい。

日本だと個人医院だけど、カナダではファミリードクターが何人かでオフィスビルの一角を借りて
そこで診察しているみたい。

病院は高度医療が必要な人しか行かない場所のよう。

ただファミリードクターだけでなく
ウォークインクリニックもあり、そこは予約なしで行けるみたい。
ただ待ち時間が1~2時間かかるそう。
日本は予約しててもそれぐらい待つところもあるよね(笑

カナダの薬局ではリフィル処方箋で、リフィルの時の薬の継続判断は薬剤師の判断に
任せられてるらしい。

ワクチン接種も薬局でするし、ビタミン注射もできるし、禁煙の薬も薬剤師が処方できるみたい。

テクニシャンやアシスタントも居る。
テクニシャンは1年短大で勉強して、国家資格に合格したらなれるらしい。
テクニシャンはお薬の監査までできるんだって。

日本は国家資格じゃないよね、確か。

あとはカナダでは薬局開設条件に
『ファーマネットに入ること』とあるらしい。

ファーマネットは各州で薬局がすべてつながったネットワークで、
調剤情報を全てアップロードするクラウド。
薬剤調剤歴が見れる。

それならお薬手帳無くてもいいよね?!

そういえば、最近は薬剤師もファミリードクターならぬファミリーファーマシスト、
『かかりつけ薬剤師』制度ができたから、
今の数重視の薬局から、人重視の薬局に
変貌していったら嬉しいなと思ってます(^_^)/

タグ:未来 薬局
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